Raspberry Pi の個人メモ。
随時更新。
セットアップ
セットアップ
「Raspberry Pi をセットアップする」を参照。
MX Linux
イメージ ファイル (.img.zip ファイル) をダウンロードして解凍する。
Raspberry Pi Imager を起動する。
「CHOOSE OS」 > 「Use custom」で、解凍したフォルダー内のイメージ ファイル (.img ファイル) を選択する。
「CHOOSE STORAGE」でメモリー カードを選択する。
「WRITE」をクリックする。
メモリー カードを Raspberry Pi に差し込んでから、電源を接続する。
Wi-Fi 設定 (ワイヤレス セットアップ)
/boot
に wpa_supplicant.conf
を作成する。
wpa_supplicant.conf
:
1 | ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev |
SSH の有効化 (ワイヤレス セットアップ)
/boot
に ssh
という名前の空のファイルを作成する。
バックアップ
「Raspberry Pi をバックアップする」を参照。
設定
VNC の有効化
raspi-config
コマンド -> 「3 Interface Options」-> 「P3 VNC」で変更する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config |
解像度を変更
raspi-config
コマンド -> 「2 Display Options」-> 「D1 Resolution」で変更する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config |
固定 IP アドレスを設定
route
またはnetstat -r
コマンドでルーターの IP アドレスを確認する。1
2
3
4
5
6pi@raspberrypi:~ $ route
カーネルIP経路テーブル
受信先サイト ゲートウェイ ネットマスク フラグ Metric Ref 使用数 インタフェース
default 192.168.3.1 0.0.0.0 UG 302 0 0 wlan0
172.17.0.0 0.0.0.0 255.255.0.0 U 0 0 0 docker0
192.168.3.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 302 0 0 wlan0この場合、
default
の192.168.3.1
がルーターの IP アドレス。/etc/dhcpcd.conf
に以下の内容を追加する。1
2
3
4interface eth0 または wlan0
static ip_address=設定する IP アドレス
static routers=ルーターの IP アドレス
static domain_name_servers=DNS サーバーの IP アドレス例:
1
2
3
4interface wlan0
static ip_address=192.168.3.24
static routers=192.168.3.1
static domain_name_servers=192.168.3.1
ホスト名を変更
raspi-config
コマンド -> 「1 System Options」-> 「S4 Hostname」で変更する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config |
SPI の有効化
raspi-config
コマンド -> 「3 Interface Options」-> 「P4 SPI」で変更する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config |
カメラ モジュール v1 の有効化 (Bullseye)
raspi-config
コマンド -> 「3 Interface Options」-> 「I1 Legacy Camera」で有効にする。
1 | sudo raspi-config |
カメラ モジュールが有効になったかどうかは、vcgencmd get_camera
コマンドで確認する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ vcgencmd get_camera |
detected=1
が有効。
ロケールを変更
raspi-config
コマンド -> 「5 Localization Options」-> 「L1 Locale」で変更する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config |
Wi-Fi 設定を変更
/etc/wpa_supplicant
の wpa_supplicant.conf
を編集して再起動する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf |
wpa_supplicant.conf
:
1 | ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev |
電子工作
GPIO のピンの配置
pinout
または gpio readall
コマンドで確認する。
pinout
:
gpio readall
:
1 | pi@raspberrypi:~ $ gpio readall |
コマンド ラインで GPIO を制御
gpio
コマンドを使用する。
例:
1 | pi@raspberrypi:~ $ gpio mode 7 out # ピン番号 7 を出力モードに設定 |
-g
オプションを使用すると、BCM の番号でピンを指定できる。
例:
1 | pi@raspberrypi:~ $ gpio -g mode 4 out |
gpio
コマンドの詳細は、「The GPIO utility | Wiring Pi」を参照。
LED を点滅させる
「Raspberry Pi で LED を点滅させる」または「Raspberry Pi で LED を点滅させる (JavaScript)」を参照。
電源ボタンを付ける
「Raspberry Pi に電源ボタンを付ける」を参照。
人感センサー
「人感センサーで LED を点灯させる」を参照。
クリスマス ツリー
「Raspberry Pi のクリスマス ツリー」を参照。
7 セグメント LED
「Raspberry Pi で 7 セグメント LED を使用する」を参照。
Tips
VNC Viewer で Raspberry Pi にアクセス
ホスト名 (raspberrypi.local) では Raspberry Pi にアクセスできない。
SSH で Raspberry Pi に接続し、hostname
または ifconfig
コマンドで IP アドレスを調べて、そのアドレスでアクセスする。
hostname
:
1 | pi@raspberrypi:~ $ hostname -I |
ifconfig
:
1 | pi@raspberrypi:~ $ ifconfig |
HDMI を無効にして消費電力を抑える
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo tvservice --off |
画面の黒枠を削除
raspi-config
コマンド -> 「2 Display Options」-> 「D2 Underscan」-> 「いいえ」で、黒枠を削除できる。
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config |
テキスト エディタで管理者としてファイルを開く
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo mousepad ファイル |
例:
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo mousepad /etc/lightdm/lightdm.conf |
画面のスリープを無効に
/etc/lightdm/lightdm.conf
の [Seat:*] セクションに以下の内容を追加する。
1 | xserver-command=X -s 0 -p 0 -dpms |
画面出力の切り替え
1 | pi@raspberrypi:~ $ vcgencmd display_power 0 # 出力しない |
解像度を 1024 x 600 に設定
/boot/config.txt
に以下の内容を追加する。
1 | hdmi_group=2 |
GPIO ピンから電源を供給する
5V をピン番号 2 またはピン番号 4 と GND に接続する。
例:
この例では、ブレークアウト ボードの 1 が 5V、5 が GND。
LED の消灯
1 | echo 0 | sudo tee /sys/class/leds/led0/brightness # ACT |
Web カメラ
カメラ モジュールを有効化する (「カメラ モジュール v1 の有効化 (Bullseye)」を参照)。
Git をまだインストールしていない場合は、インストールする。
1
sudo apt install git
RPi-Cam-Web-Interface をインストールする。
1
2
3git clone https://github.com/silvanmelchior/RPi_Cam_Web_Interface.git
cd RPi_Cam_Web_Interface
./install.shインストールの途中でオプションが表示される。矢印キーを使用して適宜変更する。
Tab キーで「OK」に移動して Enter キーを押す。
インストールが完了すると、「Start now?」が表示される。「Yes」を選択して Enter キーを押す。
http://IP アドレス/html/
にアクセスする。
ネットワーク経由で GPIO を操作
WebIOPi をインストールする。
1
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3
4
5wget https://github.com/Freenove/WebIOPi/archive/master.zip -O WebIOPi.zip
unzip WebIOPi.zip
cd WebIOPi-master/WebIOPi-0.7.1
patch -p1 -i webiopi-pi2bplus.patch
sudo ./setup.shインストールの途中で「Do you want to access WebIOPi over Internet ? [y/n] (インターネット経由で WebIOPi にアクセスしますか?)」が表示される。ここでは、n を入力して Enter キーを押す。
WebIOPi を開始する。
1
sudo webiopi -d -c /etc/webiopi/config
http://IP アドレス:8000/
にアクセスする。デフォルトのユーザー名は
webiopi
、デフォルトのパスワードはraspberry
。
raspi-gpio get
コマンドの出力を gpio read
コマンドと同じに
1 | pi@raspberrypi:~ $ raspi-gpio get 20 | tr " " "\n" | awk -F= '$1=="level"{print $2}' |
トラブルシューティング
apt-get update のエラー
1 | pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get update |
sudo apt update -y
を使用する。
VNC のレスポンスを改善 (Bullseye)
/boot/config.txt
の dtoverlay=vc4-kms-v3d
をコメントアウトして Raspberry Pi を再起動する。
1 | #dtoverlay=vc4-kms-v3d |
VNC Viewer で Cannot currently show the desktop
/boot/config.txt
の hdmi_force_hotplug=1
のコメントアウトを外して Raspberry Pi を再起動する。
1 | hdmi_force_hotplug=1 |
gpio: command not found
1 | pi@raspberrypi:~ $ gpio -g read 5 |
raspi-gpio
コマンドを使用する。
1 | pi@raspberrypi:~ $ raspi-gpio get 5 |
raspi-gpio
コマンドの詳細は、「GitHub - RPi-Distro/raspi-gpio: Dump the state of the BCM270x GPIOs」を参照。